日テレが来年4月期ドラマの制作中止にした原作漫画は何だったのか。
原作漫画は、集英社の青年誌グランドジャンプで連載の「カモのネギには毒がある」のようです。
その理由を調べてみました。
日テレ4月期ドラマ制作中止の原作漫画が「カモのネギには毒がある」であるの理由
日テレ4月期ドラマ制作中止について、ドラマの内容や中止理由を調べてみたところ、
原作漫画が「カモのネギには毒がある」といえる理由は次の2つです。
- 内容やあらすじが同じ
- 中止理由が一致する
① 内容やあらすじが同じ
Yahoo!ニュースで報道されている制作会社関係者のコメントによると、
「実は来年4月クールに日本テレビ系の連続ドラマで、(俳優の池松壮亮と浜辺美波が)再共演すると言われていたのですが……残念ながら急遽、制作中止が決定したと聞こえてきています。
(ドラマの内容は)天才経済学者が、経済弱者を騙すペテン師を騙し返す――そんな“経済”をメインテーマとした、大手出版社から原作本が出ているエンタメ作品を実写化する予定だったといいます。」
(出典:Yahoo!ニュース)
とのこと。
「カモのネギには毒がある」という漫画はどのような内容かというと、
出版元である集英社の公式サイトの紹介文はこちら。
集英社の「カモのネギには毒がある」の紹介文
「カモリズム経済理論」が世界的に評価されている天才経済学者・加茂洋平。
“フィールドワーク”と称して様々な姿に成りすます「変人」だが、経済弱者が搾取され、騙される社会で、自らの経済理論を実践し、ペテン強者たちに毒を喰らわせる――!!
甲斐谷忍×夏原武の強力タッグで描く痛快経済エンターテインメント!!!(出典:集英社公式サイト)
主人公が天才経済学者で、経済弱者を騙すペテン師を騙し返すという、
かなりオリジナリティのある経済をテーマとした漫画は、
「カモのネギには毒がある」だけですね。
内容としては間違いなく「カモのネギには毒がある」でしょう。
② 中止理由が一致する
また、Yahoo!ニュースで報道されている、
この制作会社関係者のコメントによると、中止理由を次のように語っています。
「ドラマの台本の内容を巡って、原作サイド、版元サイドとの話し合いの調整がつかなくなったそうです。
放送は半年後ですが、日テレはこの段階での制作中止を判断したといいますね。」
(出典:Yahoo!ニュース)
とのこと。
「カモのネギには毒がある」という漫画は、
集英社の青年誌グランドジャンプで2022年から連載されており、
作者が甲斐谷忍(かいたに しのぶ)さんというベテラン漫画家。
甲斐谷忍(かいたに しのぶ)さんは、有名な漫画「LIAR GAME(ライアーゲーム)」の作者でもあります。
「LIAR GAME」は漫画だけではなく、ドラマ化・映画化もされて大ヒットしました。
つまり、「カモのネギには毒がある」という漫画の出版社は超大手の集英社ですし、
作者もベテラン漫画家ですから、日テレがドラマ制作を進めるにしても、
日テレの一方的な意見だけでは進められないということになります。
制作会社関係者が語った、
「ドラマの台本の内容を巡って、原作サイド、版元サイドとの話し合いの調整がつかなくなった」
という内容も納得できるものかと思われます。
漫画をテレビドラマ化する際には、
テレビ局サイドと、原作漫画サイトの双方が納得できる形で、
原作ファンも含めて楽しめるドラマを期待したいですね。