女性初のアメリカ大統領候補として期待されるハリス副大統領。
ハリス副大統領の経歴や家族、日本への影響をまとめました。
ハリス副大統領の経歴・生い立ち
左が幼少期のハリス副大統領
真ん中は妹、右は母親
ハリス副大統領の生い立ち
- 本名:カマラ・デヴィ・ハリス
- 誕生日:1964年10月20日(60歳・2024年現在)
- 出身:カリフォルニア州オークランド
- 父親:ジャマイカ出身の経済学者・大学教授
- 母親:インド出身のがん研究者
- 7歳の時に両親が離婚、その後は母親・妹と暮らす
ハリス副大統領の経歴
- ワシントンD.Cのハワード大学(政治経済学)
- カリフォルニア大学ロースクール(法律)
- 25歳の時に司法試験合格、地方検事補佐
- 40歳でサンフランシスコ地方検事(2004年)
- 46歳でカリフォルニア州の司法長官(2010年)
- 50歳の時に弁護士と結婚(2014年)
- 52歳で上院議員当選(2016年)
- 56歳で副大統領(2020年)
カマラ・ハリス副大統領のすごいところは、
黒人女性が司法長官に就任したのは初めてのこと。
また、上院議員としての活動中には、元検事としての知識を武器に、
議会でするどい質問をしたことで高く評価されました。
なお、妹のマヤ・ハリスさんも弁護士というすごい姉妹です。
左がハリス副大統領、右が妹のマヤ・ハリス弁護士
ハリス副大統領の家族
ハリス副大統領は50歳の時に、同じ歳の弁護士ダグ・エムホフさんと結婚。
夫のダグ・エムホフさんには息子と娘の2人の子供がいたので、
ハリス副大統領は2人の子供にとって継母(ままはは)になりました。
2024年現在、ハリス副大統領と夫は60歳、
夫の連れ子である息子のコールさん30歳、娘のエラさん25歳
ラブラブなご夫婦です。
聴衆の前でもラブラブ、さすがアメリカですね。
ハリス副大統領が大統領になった場合の日本への影響
ハリス副大統領が大統領になった場合には、
日本にとって良い影響があると思います。
ハリス副大統領は、
日米同盟の連携強化と、日本の国際社会での役割を評価する発言をしています。
ハリス副大統領は2022年9月、安倍元総理大臣の「国葬」への参列のため、
副大統領に就任して以降、初めて日本を訪れました。
この際、アメリカ海軍横須賀基地を訪れて演説し、
中国による周辺地域での威圧的な行動や北朝鮮の弾道ミサイルの発射に触れたうえで
「日本の防衛に対するわれわれの関与は揺るがない。日米同盟は地域の平和と安定の礎だ」
と述べて、安全保障分野での連携を重視する考えを示しました。
また、ハリス氏は、2024年4月、岸田総理大臣のアメリカ訪問に合わせて開かれた会合で、
「日本の世界における役割はさらに大きくなっている」と述べて、
日本が国際社会で担う役割は拡大しているという認識を示しています。