文春との裁判を取り下げたダウンタウンの松本人志さん。
松本人志さんの弁護人として裁判を担当した田代政弘(たしろ まさひろ)弁護士。
田代政弘弁護士の評判は、法曹界(弁護士などの業界)では有名人だそうです。
田代政弘弁護士は検事時代に文書偽造疑惑で検事を辞職
田代政弘弁護士は、検事だった時代に文書偽造疑惑で検事を辞職したとして、
弁護士業界では有名なようです。
2012年に、東京地検特捜部だった田代弁護士は、
小沢一郎議員の資金管理団体『陸山会』の、元秘書3人が政治資金規正法違反で有罪となった『陸山会事件』
田代弁護士は検事として、小沢一郎議員の元秘書の取り調べを担当していました。
しかし、捜査報告書に聴取内容を捏造して提出したことが発覚。
嫌疑不十分で不起訴になったものの、懲戒処分を受け、検事を辞職しました。
テレビなどでコメンテーターとしても活躍する紀藤正樹弁護士によると、
(紀藤正樹弁護士)
「松本氏の代理人の田代政弘弁護士は法曹界では著名人です」とし、
Xで参考資料として田代弁護士のウィキペディアのURLを貼り付け
(出典:日刊スポーツ)
(ウィキペディア(Wikipedia))
当時の田代弁護士の文書捏造を指摘した弁護士が今回も文春側の弁護士という因縁
ちなみに、2012年当時、小沢議員の弁護人として、
2012年当時の裁判で田代弁護士の文書捏造を指摘したのが喜田村洋一弁護士という方。
(喜田村洋一弁護士)
なんと、今回の松本人志さんの裁判で、松本人志さんと対抗した
文春側の弁護士だったのが、この喜田村洋一弁護士。
2012年当時、田代弁護士の文書偽造を指摘して検事辞任に追い込んだ喜田村洋一弁護士が、
今回の裁判でも、松本人志さん側の田代弁護士に対抗して、文春側の弁護士として登場。
松本人志さんと田代弁護士のコンビの訴えを取り下げさせました。
ちなみに、この喜田村洋一弁護士は、ジャニーズ問題の時にも、文春側の弁護士として活躍されたそうです。
喜田村洋一弁護士は、なかなかのやり手の弁護士のようですね。
松本人志が田代政弘弁護士に依頼した理由は吉本興業の顧問弁護士の知り合いや関係者の可能性
松本人志さんが文春問題を田代政弘弁護士に依頼した理由や経緯は公表はされていませんが、
吉本興業の顧問弁護士の知り合いや関係者の可能性もあるようです。
テレビなどでコメンテーターとしても活躍する細野敦弁護士によると、
(細野敦弁護士)
「松本さんと元々知り合いだったんじゃないかっていう話をする人はいますけど。
どちらかというと、吉本興業の顧問弁護士さんと知り合いの知り合いであるとか。
そこから紹介を受けている可能性はあります」
(出典:スポニチアネックス)
田代政弘弁護士のWiki風プロフィール
名前:田代政弘(たしろ まさひろ)
生年月日:1967年1月 57歳(2024年12月現在)
出身大学:早稲田大学社会科学部
所属事務所:八重洲綜合法律事務所
・28歳で司法試験合格
・地方検事を経て、40歳で東京検察庁検事
・42歳の時に文書偽造疑惑で検事を退職